NOSE CLINIC TOKYO
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理事長挨拶

医療法人社団アドベント理事長 黄川田 徹

季節性の鼻炎(花粉症)、通年性の鼻炎(アレルギー性鼻炎、非アレルギー性鼻炎)、また慢性副鼻腔炎(いわゆる蓄膿症)という鼻の病気がもたらす症状のうち、人々が負担に感じている最たるものは、「鼻づまり(鼻閉)」です。
近年、鼻づまりが睡眠を妨げ、日中の眠気、倦怠感、仕事の効率の低下など、QOL(生活の質)を低下させているという危惧すべき状況が拡大し、これは社会的な問題としても指摘されています。とくに、幼小児期の鼻づまりによる睡眠障害は、集中力や注意力の低下、学習障害、キレやすいなど攻撃的な性格、多動、顎の骨の発育障害による歯列の乱れなど、脳や身体におけるさまざまな発育障害をきたすことが明らかになってきました。さらに、睡眠中の鼻づまりは口呼吸をもたらし、口呼吸はのどの筋肉の弛緩(ゆるみ)による咽頭の狭窄をもたらし、結果としていびきや呼吸障害の原因となることもわかっています。

このように、鼻づまりをもたらす最大の原因である通年性の鼻炎の有病率が人口の25~30%、小児においては40%に達するとされる今日において、睡眠中の鼻づまりの解消が、医療の最重要課題として浮上してきたといえます。
慢性の鼻づまりは、薬をはじめとする保存的治療では効果が少なく、多くの場合手術が必要になります。しかしながら、これまでの様々な治療を通して明らかにされてきたように、鼻づまりの主因である慢性鼻炎、そして慢性鼻炎に合併する慢性副鼻腔炎は、どのように大がかりな手術を行っても1回の手術ですべてを完治できる病気ではありません。

このような難治性の病気に対する手術の役割は、まず手術によって正常に近い鼻からの呼吸を取り戻すこと、そして症状が再発した場合でも、薬などを短期間使用するだけで症状を容易にコントロールできるような状況をつくり出すことにあると言えます。したがって、手術は、効果がすぐれていることに加え、幼小児にも適応できるよう、後遺症をきたすことのない安全な方法でなければなりません。また、痛みのない、また長期間学校や仕事を中断せずに行える方法であることが理想です。私たちが全身麻酔を用い、日帰り手術として行っている理由は、ここにあります。
私たちはこれまで、安全で体への負担の少ない全身麻酔日帰り手術という治療システムを独自に切り拓いてきました。これまでの治療で改善できなかった重症例や治療の圏外に置かれていた幼小児を含むだれもが、鼻づまりを解消し良質な生活が得られるよう、さらに前進してまいりたいと考えています。

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医療法人社団アドベント理事長
黄川田 徹