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[鼻のコラム] vol.03 鼻専門の治療医として 今、伝えたいこと

「鼻の治療も必ず歯科治療と同様、負担が少ない身近なものになる」と確信、続けてきた成果が実を結びつつあります。

著書を通して伝えたいポイントを聞かせてください。

たくさんあるのですが(笑)まず一つは「鼻づまり」と「睡眠障害」の関係です。鼻の粘膜は、もともと絶えず腫れたりひいたり変動している性質を持っているのですが、鼻炎になるとこの変動幅が大きくなるのが特徴です。軽度な鼻炎では、交感神経が優位とされる日中には腫れが少なく症状がみられませんが、睡眠中は副交感神経優位となり粘膜が腫れて鼻づまりをきたし、口で呼吸するようになります。この睡眠中の口呼吸が深い睡眠を妨げ、脳が疲労から回復できない状況をつくり出し、慢性的な倦怠感、疲労感、日中の眠気、集中力や思考力の低下、仕事の効率の低下など、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)の低下をもたらします。鼻炎の有病率が国民の30~40%にまで急増していることを考えると、自覚のないまま睡眠障害に陥っている人が、相当数いることをまず知ってもらいたいのです。

子どもの鼻づまりも、もっと知ってもらいたいそうですね。

それが今回の著書で最も伝えたいことと言っても過言ではありません。子どもの睡眠障害は、大人よりもっと多くの深刻な弊害を引き起こすからです。このことに私が気づいたのは、実はお子さんの鼻の治療をしてみてわかったこと。親御さんから、鼻づまりの治療後に睡眠が劇的に改善し、それとともに日常生活にさまざまな変化がみられたとの報告を受け、睡眠障害が引き起こす弊害がこれほど大きいことに、私自身驚かされました。
発達途中にある子どもの睡眠障害は、学習障害、キレやすいなどの情緒障害、注意欠陥多動性障害、また脳下垂体からの成長ホルモン分泌障害による身体発育不全など、健全な心身の発育を妨げます。これは、本来その子供が有している能力を開花させることなく、生涯を終わらせてしまう危険性があることを意味しています。本人や家族はもちろん、社会にとっても大きな損失と言えます。

そもそも先生が鼻専門医になったきっかけは?

私は40歳で大学病院を離れ、浜松市北部に小さなクリニックを開設しました。開業した当時、開業医が鼻づまりに用いる治療法は、吸引、ネブライザー、飲み薬といった、一時的効果しかない方法だけ。これで効果のない患者さんは大掛かりな手術を受けることになりますが、鼻づまりの原因の大部分を占める鼻炎は、大がかりな手術を受けても1回の治療で完治するわけではありません。しかもこれまでの手術は、子供には適応できず、頻繁にクリニックに通って一時しのぎに症状を抑えるしかなかったのです。こうした状況を自分が何とかしたい。だれもが日常生活の中で鼻の治療が受けられるよう、効果的な治療、体に負担の少ない治療を自らの手で開発しなければと思ったのが、今に至るきっかけでした。
Clinic Interview

そしてクリニックで慢性鼻炎の手術を開始したのですね。

安全性が高く、子どもにも適用が可能で入院の不要な手術治療を目指し、取り組みを開始しました。とくに子どもの鼻づまりは文明から隔絶されたかのように、日進月歩の医療から取り残されたままであることに強い衝撃を受けたからです。私は鼻の治療においても近い将来必ず歯科治療と同じように、長期入院することなく、日常生活の中でできるはずだと確信していました。このような治療を可能にするため、独自に手術法や手術器具の開発に取り組んできました。現在では、鼻のほとんどの手術を日帰り手術として行えるようになり、患者さんにとって時間と経費を短縮し、最大の効果を得られる、世界トップレベルにあるクリニックと自負しています。 

著書に「たかが鼻づまり、されど鼻づまり」とありますが。

まだよく理解されておらず、軽く見られがちな鼻づまり。しかし鼻からの呼吸がいかに重要で、鼻づまりがいかに私たちの生活を蝕むものなのか。とくに子どもの鼻づまりが引き起こす問題を、私たち社会の重要な課題として、広く世間の方々に理解してもらいたいと考えています。と同時に、この1世紀近くほとんど変化していない鼻の治療が新しい時代の治療へと変革するきっかけを、このクリニックが世界に先駆けて先導したいと考えています。
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