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[鼻のコラム] vol.02 「鼻づまり」と睡眠の深い関係

誰でも経験のある「鼻づまり」が、実は睡眠障害の原因になっている?ー上質な睡眠と「鼻づまり」の関係について、日本で唯一の鼻専門医院「鼻のクリニック東京」黄川田徹理事長に聞きました。

「鼻づまり」は睡眠にどう影響するのでしょう。

風邪をひいたときや花粉症の時期など、突然生じた「鼻づまり」でよく眠れなかったという経験は、多くの人にあると思います。しかしこれまで「鼻づまり」と睡眠障害との関係についてはあまり注目されることがありませんでした。最近、睡眠障害が社会的な問題として取り上げられるようになり、同時に、疫学調査でアレルギー性鼻炎患者の主症状が「鼻づまり」による睡眠障害であること、そして臨床研究で「鼻づまり」の治療が睡眠障害を改善させることが明らかにされてきました。
このような背景から「鼻づまり」と睡眠障害の関連性がにわかに注目されるようになりましたが、メカニズムはまだよくわかっていません。

「鼻づまり」による睡眠障害は多いのでしょうか。

「鼻づまり」の原因となるアレルギー性鼻炎が、世界規模で急速に増加しており、現在では先進国で人口の20~40%に達していることが疫学調査で明らかに。このほか『非』アレルギー性鼻炎と呼ばれるアレルギー物質が関与していない鼻炎も、相当数存在します。アレルギー性鼻炎を対象とした最近の調査では、花粉症では約50%の人が、通年性の慢性鼻炎では約70%の人が睡眠障害を感じており、鼻炎の最大の負担は睡眠障害だとわかります。さらに『非』アレルギー性鼻炎では、ほとんどの人が「鼻づまり」による睡眠障害を感じています。これらデータは、鼻炎による「鼻づまり」が多くの睡眠障害を起こしていることを物語っています。

睡眠障害の弊害とは?

成人では日中に眠くなり、注意力や集中力の低下で仕事の効率が落ち、また作業中や運転中に事故を起こすリスクが高まります。居眠り運転の原因の一つにあげられる「睡眠時無呼吸症候群」も、睡眠中の呼吸障害が睡眠を中断して起こる睡眠障害の弊害です。「鼻づまり」だけでも、これに近いレベルまで睡眠障害をきたす可能性があります。このように成人における慢性の「鼻づまり」はQOL(クオリティ・オブ・ライフ)の低下といった個人の問題ばかりでなく、作業効率の低下や事故の可能性など、社会的な弊害をも引き起こしかねません。そして幼小児の「鼻づまり」は、それ以上の深刻な問題を個人と社会にもたらしていることがわかってきました。

子どもの「鼻づまり」がもたらす問題とは?

脳の前頭葉には、前頭連合野と呼ばれるヒトが進化の過程で発達させてきた新しい大脳皮質があります。そこには注意力、集中力、短期記憶、認知、情動、動機付け(意欲、やる気)、人の心を推し量る能力など人間としてもっとも重要な部分が集中しています。幼小児では前頭連合野が未発達なため、睡眠不足によって影響を受けやすく、学業成績の低下、落ち着きがない、多動性障害、キレやすい・怒りっぽいなど攻撃的性格がみられるようになります。学業成績の低下は「鼻づまり」が治っても継続することから幼少期の睡眠障害は、不可逆的な脳の発達障害をきたす危険性が指摘されています。したがって、幼小児期に「鼻づまり」を放置すると、本来もつ能力を十分に開花できずに一生を終える可能性があり、社会にとってその損失は計り知れません。
Clinic Interview

「鼻づまり」に効果のある治療とは?

鼻炎の「鼻づまり」に対しては、飲み薬はほとんど効きません。このためステロイドの点鼻薬が第一選択の治療薬として用いられます。またアレルギー性鼻炎であれば、生理食塩水による鼻の洗浄が効果的です。このような治療で効果がなければ、外来でできる高周波電気凝固装置やレーザーを用いた手術が用いられます。

最新の「鼻づまり」治療について教えてください。

上のような治療では効果が少ない場合、とくに睡眠中鼻呼吸ができていない場合は、さらに効果の高い手術が考慮されます。手術はすべて、日帰りないし1泊入院で行えます。慢性鼻炎は、一生向かい合っていかなければならない病気ですが、現在の医療は、安全な方法によって後遺症をきたすことなく鼻からの呼吸を可能にする段階まで進化しています。
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